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　────暑い｡…外の方が案外涼しかったりして｡( 宿部屋内の暑さに耐え切れず手にしていた魔導書を一旦寝台に置き､気分転換に外へ｡魔法の杖先の光で次第に暗く見え辛くなっていく足許を照らし乍夜道を進んで｡ )

　───私はヒンメルやハイターともう一度逢う為に一人でもオレオールを目指すよ｡…ごめん｡独り言でも此処では"あげすぎ"ってヤツになっちゃうんだろうね｡少し大人しくしておくよ｡( なんて言えば静かに魔導書を開き｡ )

　二人ならもう心配いらないか｡私のいない所で魔族を倒しているんだからね｡( 誇らし気に言えば仄かに笑みを浮かべ｡ )

　フェルンとシュタルクは元気にしているかな｡…暫く会っていないね｡

　───､蒸し暑い｡ (´⌯﹏⌯`)

　…困ったな｡眠れなくなっちゃった､｡( 寝台に横になり掛け布に身を覆い乍ひょっこり顔覗かせしょんぼり｡ )…こんな時こそ羊を数えるんだよ｡…って誰かが言っていた気がするからやってみる｡( ぎゅむ､瞳を強制的に閉じ脳内で羊を飛び交わせ｡ )

　さてと､そろそろ寝ようか｡( 読み掛けの魔導書をぱたんと閉じて｡ )

　なんだろうね｡夜になるにつれて誰かとくだらない話がしたくなる｡…らしくないよね｡( )…それは自分で自分が一番よく分かっているよ｡

　───この雲の様子だと明日も降りそうだね｡( 宿部屋の窓から顔覗かせ泣き出しそうな夜空見上げ｡ )

　最後にハイターにお礼言っとくんだったな｡いつも"次"がある様な気がしてうっかりしていた｡もう見ているか分からないけれども一応言っておくよ｡…ありがとうね｡

　こんなところにヒンメルみたいな物好きはいないか｡( まるで結果が分かりきっていたかの様に瞳細め｡ )流石にダンジョンを一人で攻略できる程の力は持ち合わせていないからね｡少しでも戦力が欲しかったんだけどな｡( 残念そうに言えばしょんぼり顔｡ )

　…ねぇ､誰かさ｡一緒にダンジョン攻略なんてしてみない？｡( )

　シェフのおすすめ食べてきた｡───ナポリタンなんて久しぶりに食べたな｡美味しかった｡( 膨れたお腹満足そうに撫で｡ )

　そろそろ夕飯時だね｡今夜は何食べようかな｡( なんて街中を歩いて見て回り｡ )

　───｡( 雨上がりたての空の下､ベンチに腰掛け街のパン屋で買ってきたであろうメロンパンを齧りつつ魔導書を読み｡ )

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