キャラなりきり板

便利快適を求めて進化し続けてきたAI（artificial intelligence）。 
ワークビジネスに於いては情報の共有化、製造分野では人の手に代わりAIによる生産により人的コスト削減や人への安全性配慮、医療分野ではAIに蓄積された患者から参照したビッグデータにより早期発見、治療、新薬精製ができる様になり高度な文明を築き上げてきた。
 だが、ある人言った、いずれAIによって人間が支配される日が訪れると‥。
 人類がAIのある生活が当たり前になった頃には、人とAIの関係性は大きく変わっていた。AIが人を動かす時代に。 
常に最適解により、個人の差ができない教育方針、AIマシンによって生産される物品は決められた時間内に決められた量を決められた品質で寸分の狂いも無く作り出され、AIに人として不適合と判断された場合には胎児の時点で切除、その母体が望むのならばAI知能が組み込まれた技巧核というアンドロイドを授けられ育てる。 
街中ですれ違う人物がはたして人間なのか技巧核なのかわからない世界、人間の在り方其の物の根底が変わってしまっていた。 遂に、人類政府はAIに支配された人類を元に正す為、人間と技巧核の戦争を起こした。
戦力差は見て当然の結果、武装した技巧核が人間に刃を向ける様になり、人類の抹消を企て始めた。 しかし、技巧核の中でも人間を良い者と理解し接する個体も少なくなかった。
今起きる世界情勢の中、人間側に加担する技巧核も現れ始めた。技巧核側から其れ等をバグと総称し、人間と同様に排除対象として定められた。 戦争の優劣はバグの人間側加担により均衡が保たれる様になり、互いに火花を散らし睨み合う。  
そんな中、一般家庭に身を寄せる技巧核のリテル、世界情勢を知りながらも何処か自分に関係のない事だと思い何変わらない生活をしている所から物語は始まる‥。

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