キャラなりきり板

美味しそうにものを食べてる時の顔が好きです。なんて言ったら怒りますかね。
まあ分かりませんけど…自分の気持ちを伝えるかどうかも全然決めてないですけど…とりあえずは今、白福さんに会えたらいいなって思ってます。

不健康なのは私も嫌だなぁ…好きなもの食べられなくなっちゃう。私は死ぬまで美味しいもの食べていたいよ〜…

(辿り着いた公園を見渡すと日も落ち始めている為か人の気配は無く、独占だとご機嫌に軽やかな足取りでブランコ横に設置されているベンチへと腰掛け、隣のスペースをとんとんと叩いて隣に座るよう促し)ほらほら、お座りなさいな〜。

でも白福さんの場合あんまり関係無さそうですよね、実際はいくら食べても太らなそうですし。

…ああ、じゃあ、横失礼します(到着した公園の様子は夕暮れ時ということもあって思っていた以上に閑静で、辺りの遊具をなんとなしに見渡している間に先んじて公園内のベンチに腰掛ける相手から横に座るように軽く手招きされると、遠慮なく彼女の横に腰を下ろして)意外に落ち着いて食べれそうですね…早速食べましょうか

う〜ん…今の所はそうだねぇ。みんなに混ざって動いたりしてるからかな〜？

…んふふ…いっただきまぁす(相手から言われる前に既に紙袋から一つお目当てのドーナツを取り出しており、期間限定のそれを目の前に期待感から笑みが溢れ頂きますの挨拶をするなり大きく口を開けて一口齧り付いて口内に一気に広がる甘味にうっとりと双眸細め)んんんんん〜〜〜！おいっひぃ……！

うわ、早いですね……じゃあ俺も、いただきます(先んじてドーナツを人かじり頬張り、心底美味しそうに味わう彼女の表情を数秒眺めたあと、自身も自分の分のドーナツを一口咀嚼して、一言ぽそりと感想を呟き)…うん、甘いですね

(隣の彼が一口目に行く頃には既に一つを食べ終えており、ドーナツにより口の中の随分が奪われ一緒に買っていたミルクティーにストローをさしてごくごくと口内を潤していき。ふう、と一息吐くともう一つも手に取り食べ始めようとしながら様子を窺い)…どーお？赤葦のお口に合いますかぁ？

はい、思っていたよりも美味しいです(いつの間にか2つ目を手にしている相手に流石だとばかりに密かに笑いかけ、続いて感想を問われると最後の一口分を食べきってからこくりと頷いて応え)やっぱり今白福さんが持ってる方のドーナツも買うべきでしたかね、ちょっと気になってきました

…………(声を掛けられる頃には既に二個目も半分ほどまで食べており、彼とその半分のドーナツを交互に見遣り暫し考え込んだ後彼の目の前へずいっとそのドーナツを差し出して)…最後の一口は私のだからねぇ？

…え、いや大丈夫ですよ？また今度にでも買って食べますから(何気ない自身の呟きに対して少し悩む素振りを見せる彼女を横目に見遣り、その直後、目の前に既に半分になっているドーナツをずいっと近付けられると、相手の一言でその意図を理解して流石に悪いと思い即座に手を横に軽く振って断り)…流石に先輩の至福の時間は奪えないですから…というよりも、白福さんが幸せそうな表情で食べてるところ見るの、俺は結構好きなので。

いーいーのぉ！(断る彼に対してこちらも首を横へぶんぶんと振ってみせては負けじと口元に更に食べ掛けのドーナツを差し出してみせ)こういうのはねぇ、美味しさを分かち合えた方がもっと美味しく感じるってもんなのー…ほらほら、一口あむっといっちゃいなよ赤葦〜。

さっきのドーナツで十分に分かち合えたと思いますけど…まあ、分かりました。それじゃあお言葉に甘えていただきますね(断ってもなお、引き下がらずに改めてずいっと口元までドーナツを近付けさせられれば、食べかけであることに躊躇はないのかと少し疑問に思いつつも特に指摘することもなく、彼女の厚意を大人しく受け入れ、差し出されなドーナツの端を指で挟むと一口分に折ってから口に含んで咀嚼し)

んっふふ、おいひ〜…？(彼が一口分を口にしたのを確認しては満足気に笑みを深めて問い掛けた後、残り大体4分の1程となったドーナツをあっという間に平らげ両手を合わせてご馳走様でしたと挨拶をし)っは〜…食べた食べたぁ…食べたのにもう食べた〜い…

ん…はい、美味しいですね。もしかしたらこっちの方が好きかもしれないです(しっかり味わって飲み込んだ後、問い掛けに対してこくりと頷くとまだ食べたいと言う彼女に流石だとばかりに軽く苦笑いして)…まさかまた並ぼうとか言いませんよね

本当〜〜っ！？(相手から好きという単語が聞こえると嬉々として満面の笑みを浮かべ、道連れにした事に若干感じていた申し訳なさも払う事が出来安堵して。続く言葉には思わず笑いを吹き出して)あっはは、流石にそれはないなぁ…まあ食べられるんだけどおうちのご飯をお腹空かせた状態で食べたいしねぇ。

なるほど…やっぱり流石ですね白福さん(相手のこだわりを耳にして素直に感心の意を示し、それから少しの沈黙の後に彼女に向けて問い掛け)…じゃあ、もうそろそろ帰りますか？

う〜ん…そうだねぇ、お母さん心配しちゃうし(ふと空を見上げると薄らと月も見え始めており、名残惜しくはありながらもベンチから足を下ろして)…また一緒に寄り道しようね、あかあし。