う…今日は勝てるかなと思ったんだけど無理だったね｡(頭撫でられ嬉しそうにしながらも彼女からの問い掛けにぐさり胸に刺さり完敗を認め､そのまま身体抱き締め身体密着すれば布下ろしはふり一息入れて､)愛弟子にはこういう事には絶対敵わないな｡

　──…最初からそう言ってくれても良いんですよ｡(王手をかける一言を口にした途端に手を掴まれ漸く本音を引き出す事に成功すればふふ､とおかしそうに笑いながら一言｡先程までの内容は嘘なのだろうが激務をこなしていたのは本当なのだろう､と労わるように空いた手で優しく頭を撫でてやり｡)教官､嘘をつくのが下手なくせに…あれでいけると思ってたんですか?｡

　待って待って､こんな時間だし行くのは止めた方が良いよ｡(自身の言い訳を次々と躱され挙句の果てには里長の所へと行くと言われれば慌てて手を掴み必死に止めて､このまま言っても彼女には今日はやられると悟れば小さな声で降参の言葉述べ､)……本当は愛弟子に会いたかっただけなんだよ｡

　里の外れ､ですか?｡──…いえ､これといって急を要する依頼は無いですし｡それに力仕事だって任せてください｡(そろそろ降参するかと思いきや彼も中々粘り強く､顔を背ける仕草をじっと見詰めながら自分に投げられた言葉を次々とかわして｡何処まで取り繕うつもりなのだろうと興味すら湧いて来れば思い付いたようにぱちん､と手を合わせて｡)何か必要な物が無いか里長に聞いて来ます､私だって里のためにお手伝いがしたいので｡

　里の外れだから愛弟子も気付かなかったのかも知れないよ､明日はほら愛弟子は任務あるから無理でしょ?(まさかの追撃に冷や汗少し流しながらも頑張って無理矢理言い訳作り､次第に彼女顔見れなくなれば少し顔背け一息入れようと試み､)…其に力仕事になれば愛弟子にはやらせれないしね｡

　建物…?｡私は里長からそんな話､聞いてないんですけど…｡(どんな返事が返って来るのかと期待していたもあまりにも無理がある内容､吹き出してしまいそうになるのを堪えて涼しい顔作り続け｡初耳だとわざとらしく肩を竦めればきょろ､辺りを見渡して｡)どの辺りに建てるんでしょうか?｡明日は私もお手伝いに伺います｡

　え…ええっと…今日は建物一つ建てる事になって其の御手伝いしてたのさ｡(内容追及されるとは思っておらず少し吃驚しながら内容告げながら彼女ちら見様子伺い､)

　……教官が疲れた､なんて珍しいですね｡今日は何をされてたんですか?｡(きょと､目を丸くした後にただの口実だと気付けば意地悪に今日の仕事内容追求して｡)

　ふぅ…今日は里の御手伝いをして疲れたなぁ…｡愛弟子に癒して貰おうかな…なんて｡(ぼそり､)

　〜…一人で出撃するのって思ってた以上に緊張するのね…｡(胸を手で押さえ､はふり｡)

　新シーズンも頑張るわよ…!｡──…レネイと沢山組めますように｡(ぱちん､手を合わせ｡)…それにしても､ソマーズ博士と一緒に居る時のミラージュ…とっても嬉しそう♡｡

　部隊は私の家族よ｡……私にとっては此処が全てだけど､皆には本当の家族や恋人が居るのよね｡そう考えたら､ちょっぴり寂しくなる時があるの｡(ネッシーぬいぐるみぎゅう､)──…きっと､これもないものねだりなんだわ｡

　レネイ､新しいお洋服もと〜っても似合ってるわ♡｡(にこにこ､)──…で､でも…またへそ出しなの…?｡皆がますますレネイの事好きになっちゃうからダメよ…!｡(真剣､)

　……本当愛おしい愛弟子だな､でも本当は直にして貰いたかったけど…｡(何とか一本取りほっとしていれば布越しの口付け受け目ぱちくり瞬きし､御返しされたの分かればやられたと思いながらも布下ろし唇見せながら告げ再度戻し､)

　──こんな遅くまでありがとう愛弟子｡確りと御部屋まで送るから安心しながら眠りについて構わないよ｡(こく､)おやすみ､また来るよゆっくり休むんだよ｡

　うう､〜……私が教官に幻滅するなんて､有り得ません｡(にんまりと笑う顔が眩しく一気に立場逆転､やられたと言わんばかりの表情浮かべつつ彼の背中に緩く腕回して｡数秒後､離れて行く師に向けてきっぱりと宣言すれば軽く背伸びをしてちゅむ…♡口布越しに口付け｡)……お返し､です｡

　／すみません､眠気が限界で…｡教官､里まで連れて帰ってください…｡(目ごし､)──…おやすみなさい､教官もゆっくり休めますように｡